幼稚園では、教育活動のことを「保育」と呼んでいますが、もちろん「学校教育法」による「意図的教育を目的としている学校」です。そこでは3年間、あるいは2年間の教育期間の全体を通して、各園の建学の精神に基づいた計画と目標を持った指導、援助を実現するために、それぞれの幼稚園が公教育としての普遍性を保ちつつその幼稚園独自の教育課程・指導計画を構成しています。
幼児は遊びや生活の中で、主体的に環境に取り組み直接的、具体的な体験を通して、生きていく力の基礎となる心情、意欲、態度などを獲得していきます。こうした幼児期の発達の特性をふまえて、幼稚園教育においては、幼児の中に育つことが望ましい「心情、意欲、態度」を「ねらい」と呼んでいます。そして「ねらい」を達成するために幼児が身につけていくものを「内容」としています。幼稚園では幼稚園教育要領(文部科学省)に基づいて教育課程をたて、その「ねらい」と「内容」を幼児の発達の側面からとらえて、5つの領域としてまとめています。
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